距離約920 ㎞地点から眺めたリュウグウ

6月13日4時50分(協定世界時)にONC-Tカメラのvバンドフィルター(中心波長550 nm)で撮像したリュウグウ。

大きさ約900 m程度のリュウグウが幅約10ピクセル分に収まっており、1ピクセル当たりのスケールは約90 mである。

かつておこなわれた小惑星イトカワ、チュリュモフ=ゲラシメンコ彗星、小惑星エロス探査の際にも、同程度のピクセルスケールの観測時には球形に見えていた(下)。

画像提供:(左)JAXA、(中央) ESA/Rosetta/MPS for OSIRIS Team MPS/UPD/LAM/IAA/SSO/INTA/UPM/DASP/IDA、(右)NASA/JPL/JHUAPL

左から順に小惑星イトカワ、チュリュモフ=ゲラシメンコ彗星、小惑星エロスである。
しかしながら、こうした天体は実際には球形とは大きく異なり、大きなくびれを持つ奇妙な形状をしていた。

これらの小天体探査での経験を考慮すると、リュウグウは現時点では見かけ上ほぼ球形に見えているものの断言することはできず、実際の形状を正確に把握するにはさらに接近した観測が必要である。

画像提供:
はやぶさ2 ONCチーム(JAXA, 東京大, 高知大, 立教大, 名古屋大, 千葉工大, 明治大, 会津大, 産総研)

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