多様な形状や明るさの岩塊をもつリュウグウ

2018年7月20日9時ごろ(協定世界時)、約6 ㎞離れた位置から撮像したリュウグウの画像(空間解像度は1画素あたり約60 cm)

この画像でリュウグウを見ると、20 ㎞の高度から撮像した画像から見えなかった様々な 大きさの岩塊(ボルダー)が多数散らばっていることがわかる。
小惑星イトカワ、チュリュモフ=ゲラシメンコ彗星、小惑星エロスを撮像した同程度の空間解像度の画像と比較してみると、リュウグウの岩塊の数は単位面積あたりでは同程度かそれ以上に数が多いようだ。

画像提供:(左)JAXA、(中央) ESA/Rosetta/NAVCAM – CC BY-SA IGO 3.0、(右)NASA/JPL/JHUAPL
左から順に、1画素あたり約60 cmの空間解像度で撮像された小惑星イトカワ、チュリュモフ=ゲラシメンコ彗星、小惑星エロス

今回の画像では岩塊の形状がよく認識できるようになり、角が取れて比較的丸いものや角ばっているもの、長細いものや亀裂を持つもの等が観察できるようになってきた。
さらに、実際の反射率よりも明るさの変化を強調することで、リュウグウの岩塊には明るさにバリエーションが存在することもわかってきた。
こうした情報は今後の着陸地点を選定する上で重要であり、リュウグウがどのようにして形成したかを知る手がかりにも繋がる。

画像提供:
はやぶさ2 ONCチーム(JAXA, 東京大, 高知大, 立教大, 名古屋大, 千葉工大, 明治大, 会津大, 産総研)

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