MASCOT着陸地点

(左)小型着陸機MASCOT(画像上側にある直方体)を分離した直後にはやぶさ2探査機が広角カメラONC-W2を用いて撮像した画像。撮像時刻は協定世界時2018年10月3日1:58頃。
(右)MASCOTの推定着陸地点(青の×印)を記したホームポジションから見たリュウグウのONC-T画像。協定世界時2018年6月30日10:21頃撮像。北極が画像上側に相当する。

小型着陸機MASCOT (Mobile Asteroid Surface SCOuT) は2018年10月3日、はやぶさ2探査機本体から高度約100m地点で分離・投下され リュウグウ表面に向かって自由落下した(左図)。
大きさ28×29×21 cmの直方体であるMASCOTは、数回のバウンドを経てリュウグウ表面に静止した。

これまで望遠カメラONC-Tによる観測によって、リュウグウの表面全体はボルダー(岩塊)でほぼ一様に覆われていることがわかっていたが、ボルダーの最小の粒子サイズはまだよくわかっていない。そのため、実際には数百μm以下の非常に細粒な物質で覆われているのか、あるいはONC-T画像でちょうど分解できない程度のやや大きい粒子サイズ(数㎝ほど)のボルダーが多いのか、現状では区別できない。
今回リュウグウ表面に着陸するMASCOTが広角カメラMASCAM(水平から22°斜め下方向を距離15㎝で観測するとき空間分解能約0.15mm/pixel)を用いてリュウグウ表面を詳細に観測することで、粒子のサイズ頻度分布に関する情報を与えてくれると期待される。

画像提供:
はやぶさ2 ONCチーム(JAXA, 東京大, 高知大, 立教大, 名古屋大, 千葉工大, 明治大, 会津大, 産総研)

Leave a comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です